はりきゅう和み座からのおたより    夏の土用(7月20日〜)の養生について

皆様、長きにわたる梅雨が明け、本格的な酷暑がやってまいりました。 来る2026年7月20日より、立秋(8月7日)の直前までの約18日間は、暦の上で「夏の土用(どよう)」の期間に入ります。

東洋医学において「土用」とは、次の季節へ身体をなじませるための重要な調整期間です。この時期は特に五臓の「脾(ひ)」が弱りやすく、夏バテや胃腸障害を起こしやすいとされています。

この土用の期間を健やかに乗り切り、秋を元気に迎えるための「夏の土用養生(ようじょう)」を心がけましょう。

■ 夏の土用の過ごし方「三つの養生法」

  1. 「温かいもの・甘みのあるもの」で脾をいたわる

冷たい飲み物やアイス、生ものの摂りすぎは、ただでさえ弱っている「脾」の働きをさらに低下させます。

・対策: 飲み物は極力常温以上のものを摂り、食事にはカボチャやサツマイモなどの「自然な甘み」を持つ食材を取り入れ、胃腸をやさしく労わりましょう。

  1. 「う」のつく食べ物で「気」を補う

夏の土用といえば「土用の丑の日(2026年は7月26日)」が有名です。

・対策: 滋養強壮の代名詞である「うなぎ」をはじめ、「うどん」「瓜(きゅうり、冬瓜など)」「梅干し」「牛(うし)」など、胃腸に優しく水分や塩分を上手に補える「う」のつく食材を日々の食卓に取り入れましょう。

  1. 湿気を溜めず、適度に汗を流す

この時期は身体の中に「湿(余分な水分)」が溜まりやすく、体が重だるく感じたり、頭痛が起きやすくなります。

・対策: ぬるめのお風呂に浸かるなどしてじんわりと心地よい汗を流し、体内の水分循環(気血の巡り)を促しましょう。冷房による冷えすぎにも十分な注意が必要です。

■『黄帝内経』より一言

『黄帝内経・素問』には「智者の養生や、必ず四時に順いて寒暑に適す」とあります。            知恵ある人は、四季の巡りに逆らわず、寒暖の変化にしなやかに身体を合わせていくものだ、という教えです。

土用の期間は、決して無理な養生をする必要はありません。ただ「冷たいものを少し控える」「少し早く寝る」といった、日々の小さな心配りが、秋を迎えたときの大病を防ぐのです。

当院では、この土用期間中の「胃腸の不調」「夏バテ」「身体の重だるさ」に対する鍼灸・養生治療も行っております。少しでも不調を感じましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

皆様がこの夏を健やかに乗り切られますよう、  心よりお祈り申し上げます。

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はりきゅう和み座

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電話番号:0798-31-7324

営業時間: 【月~金】9:00~19:00 【土】9:00~16:00

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