
谷本篤志– Author –
谷本篤志
院長
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薬食同源
夏の疲れを癒やす水③ 水の巡りを整える――古典に学ぶ夏養生のまとめ
はじめに 二つの水から見えてきたこと これまで二回にわたって、古典本草学に登場する不思議な水をご紹介してきました。 第1回:勞水(甘爛水)――水を何度も汲み上げ、動かすことで性質を変えた水 第2回:陰陽水――冷たい新汲水と熱い百沸湯を合わせ、バラ... -
季節の養生法
梨のものがたり② ― 肺を潤し、心を鎮める果実 ―
前回は梨の名前と種類、そして歴史にまつわる逸話をご紹介しました。第2回では、いよいよ『本草綱目』が伝える梨の「薬効」について詳しく見ていきます。 梨の性質 ― 甘くて冷たい 『本草綱目』では、梨の果実の性質を「甘、微酸、寒、無毒」としています... -
日用養生訓
水の不思議 第2回 「甘露」という言葉に込められた祈り
甘露はどこから来るのか 前回、甘露水が『本草綱目』において天から降る神聖な水として記されていることをご紹介しました。今回はもう少し深く、この「甘露」という言葉が持つ意味の広がりを見ていきましょう。 『本草綱目』の水部には、甘露にまつわるさ... -
薬食同源
夏の疲れを癒やす水② 「陰陽水」――冷たい水と熱い湯を、あえて合わせる知恵
はじめに 夏こそ「冷やしすぎ」に注意 前回は、水を「動かす」ことで性質を変える「勞水(甘爛水)」をご紹介しました。今回はその対極とも言える、「熱」を使って水の性質を変える話です。 夏は誰もが冷たい飲み物に手が伸びる季節です。しかし東洋医学... -
和み塾
臨床指南 第5回 ~授業前の独り言~
カラダを観る② ―切診に生きる格言― 今日のテーマ 前回、私たちは「観る・診る・看る」という三つの**「みる」**について学びました。 患者さんが診察室に入ってきた瞬間から、鍼灸師の「観る」仕事は始まっています。 そして、その「観る」が深まったとき... -
季節の養生法
梨のものがたり① ― 『本草綱目』にみる梨の名前と種類 ―
秋になると店先に並ぶ、みずみずしい梨。実はこの果物、明代の大医薬学者・李時珍がまとめた『本草綱目』にもきちんと項目が立てられ、詳しい記述が残されています。今回から3回にわたって、この古典を手がかりに梨の魅力を掘り下げていきます。第1回は「... -
日用養生訓
水の不思議 第1回 梨のしずくは「甘露水」だった?
はじめに 前回は梨を特集しました。みずみずしい果肉から滴る水分の美味しさは、多くの方が実感されたことと思います。実はこの梨の水、古くから「甘露水(かんろすい)」になぞらえて語られてきたことをご存じでしょうか。 今回から全5回にわたり、「水の... -
薬食同源
夏の疲れを癒やす水① 「勞水(ろうすい)」――水を動かして、脾胃を目覚めさせる
はじめに 夏バテは「水の滞り」から始まっている 暑さが続くと、なんとなく身体が重い。食欲がわかない。むくみが取れない。 そんな夏特有のだるさを、東洋医学では「脾胃(消化機能全般を担う働き)」の疲れとして捉えることがあります。 冷たい飲み物や... -
季節の養生法
梨のものがたり⓪ ― 秋のはじまりに、梨のシリーズはじめます ―
朝晩の空気にひんやりとしたものを感じる頃、店先には瑞々しい梨が並び始めます。甘くてジューシーで、喉の渇きをすっと癒してくれる梨。実はこの果物、中国明代の大医薬学者・李時珍がまとめた薬学書『本草綱目』にもきちんと項目が立てられ、その歴史・... -
未分類
『張氏医通』養生シリーズまとめ
清代の名医・張璐(石頑老人)の『張氏医通』の養生シリーズがおわりました。現代人の多くは、・不眠・ストレス・慢性疲労・食欲不振(偏食)・生活習慣病など多くの悩みを抱えています。一読ください。 『張氏医通』養生シリーズ 第0回 眠りのその先へ...
